LINEといえば、日本では最大のシェアを誇るSNSです。
スマホを持っている人なら、一度は触れたことはあると思われます。
ガラケーでも、LINEだけは使ってるという方もいるのではないでしょうか。
これだけユーザーが多いとなるとチャットツールとしては言うまでもなく優秀なのですが、
ビジネス用途ではあまり歓迎されていない節がありました。
機密データ流出を企業の管理者が把握・追跡することが困難、というのが致命的です。
実際に顧客データなんかをLINEのサーバーに流して、それが流出してもLINEは保障しません。
センテンススプリングなんかもそうです。盗んだやつの犯罪にはなりますが、流出自体は利用者の責任。
似たような簡単なツールで、ビジネス用途で使えるものは無いの?というと、あります。
Works Mobileという名前でしたが、先月からLINE WORKSと名称が変わりました。
月額300円からで、無料版はありません。
メールやカレンダーも付けると500円~と少し高くなりますが、グループウェアと考えれば安いですね。
30日無料トライアルで使ってみましたが、従来のLINEをビジネスで使う場合の問題に対応しており、
なかなか好感がもてるものでした。
送信メールキャンセル、データの遠隔消去など、よく考えられています。
こいつの最大の強みは、インターフェースがLINEに近いので、従業員に利用させやすいという点ではないでしょうか。
グループウェアを導入する際、従業員教育というのはけっこう大変です。
LINE WORKSに関しては、「それLINEと一緒だから」で済ませることが可能。
システム担当者にとっては、これだけでもけっこう嬉しいですね。
ただしスタンプの追加購入などは、現在できない模様。
(プリインストールのスタンプだけでも、けっこう種類は豊富)
どのスタンプ使うかを悩む暇があれば仕事しろ、と経営者は思うはずなので別にいいですよね。
セキュリティに優れているといっても、それは管理者の立場から見た場合です。
偉い人の悪口、不倫のやりとり等に使うと、管理者に全て筒抜けなので気をつけましょう。
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