小規模でもサーバー仮想化する意味

クラウド、仮想サーバーがじんわりと普及しつつある昨今ですが、

中小企業や部門専用など、利用ユーザー数が少ないサーバーでは

まだまだ物理サーバーを使うことが多いと思います。

ファイルサーバーだけならNASでも十分ですし。

 

サーバーを仮想化するメリットは色々あるのですが、

大きなメリットとしては耐障害性、高可用性じゃないかと思います。

仮想サーバーはファイル化されているので、そのファイルをコピーすると

元々のサーバーと全く同じサーバーが作れます。

VM

このバックアップとリストア方法は、滅茶苦茶速いです。

私のようなIT屋さんがサーバーで何かする際など、作業前の状態を(ほぼ)ワンクリックで保存できます。

作業中のミスや意図しない症状で、元に戻したい場合。ワンクリックで元通りです。

ダウンタイムが短いということは、お客さんにもプラスですよね。

 

また、そのファイルをクラウド上のサーバーに丸ごと移行することも簡単ですので、

今はクラウド化しなくとも将来に備えてサーバー仮想化、ということに意味はあります。

 

事務所のサーバーで仮想マシンを動かしており、このファイルをクラウド等にバックアップしていれば

たとえ事務所が爆発四散しても、他のサーバーに迅速に復旧できます。

仮想サーバーを動かすOSが同じなら、ハードウェアに依存することはありません。

そのためサーバーの機械を買い換える際にも、移行がとても簡単です。

 

良いことしかないじゃないか!

というと必ずしもそうではなく、快適に動かすにはそれなりのハードウェア性能が必要になり、

ディスクの容量も食うので構築にかかるコストは若干お高めになります。

そのコストさえ飲めるなら、是非お勧めしたい技術です。

 
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