Windows Server 2016 評価版を試用

去る2016年10月13日、Windows Server 2016の評価版が公開されました。

Windows Server 2016 評価版ダウンロードサイト

さっそくインストールしてみましたよ。

もちろんデスクトップエクスペリエンス、GUIありです。

win2016

インストールから起動までは、特に目新しいところはなく、ごく普通に進みました。

ロック画面がWindows 10そっくりなのが気になるところ。

人によってはトラウマものでしょう。

win2016-1

 

現在発表されているWindows Server 2016の、大雑把な新機能としましては。

 

・クラウドとの連携が強化される

Microsoft Azure ADを完全サポートらしいです。

Office 365などを使っていなければ、あまり要らないような。

どうもOffice 365は使いにくくて、あまり好きじゃないです。

 

・SMBが3.11になる

SMB3.0よりも暗号化強化、パフォーマンスの向上。

もちろんWindows 10との組み合わせ時のみ。

通信速度的にはSMB3.0と同じと思われます。

 

・ストレージ関連の強化

ブロックレベルでストレージのレプリケーションができるなど。これは良い機能ですね。

ただし評価版で確認したところ、Datacenterエディションしか駄目でした。

Storage Replica

「記憶域レプリカ」という名称になっています。

Storage Serverにこの機能を付けてくれれば、かなり安価に災害対策ができるんですが。

Standardで無理であれば、駄目でしょうね。

 

・仮想マシンの暗号化

万一VHDファイルが盗まれたとしても大丈夫!

いやVHDファイルだけ盗まれるってどんな状況?

 

・ライセンスがコア数単位に変わる

また分かりにくいことを毎回よく考えつくもんですね。

Windows Server 2016は物理プロセッサ数ではなく、物理コア数に応じたライセンスが必要になります。

Standardエディションで仮想インスタンスは標準で2つまでという部分は2012と変更ありませんが、

3つ以上のインスタンスを追加する場合はこれまで同様、別途購入する必要があります。

物理コア数と仮想インスタンス数のライセンスは別なので、混同しないよう注意です。

 

まとめ

使用感は、2012 R2とあまり変わらないです。

目玉はクラウド連携強化、ハイブリッドクラウドなのかと思いますが、

2016でなければいけない!というものでは無いような。

もっと使ってみないと何とも、ですが。

win2016-3

この2016が市場に出回るのはもう少し先、主流になるのは1年以上先の話でしょう。

主流になったとしても、クラウドと連携しないサーバーの方が多そうな予感がします。

また情報があれば更新します。

 

 

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