Windows 10 アップグレードした方が良い?

先日Windows 10 の勝手にアップグレードが急増と書いておりましたが、

上げた方が良いのか、今のままで良いのかというお問い合わせもよく聞きます。

 

アップグレードのメリット

・動作はまぁまぁ軽い

・最新なのでセキュリティ面も向上している

・今ならタダ!

・音声操作のCortanaや、Edgeの手書きメモなど最新機能が使える

 

アップグレードのデメリット

・ソフトやドライバなどが、完全対応していない

・OSの使い勝手が変わる

 

デメリットは場合によっては致命的ですね。

特に業務系のソフトなどは、ちゃんと動くかどうかはやってみないと分かりません。

 

アップグレードの注意事項

・時間がある時に行う

・事前にバックアップを取得する

・動作確認する項目を事前に決める

 

アップグレードで一番心配なのは、今までのソフトやハードがそのまま動くかどうかではないでしょうか。

最低限これが使えないと困る、というものは紙に書いておいて、

アップデート終了後にすぐにチェックしましょう。

そこでうまく動かないものがあれば、すぐ元のOSに戻す(ロールバック)処理をしてもいいです。

 

ソフトもハードもうまく動いていれば、次はネットワークです。

インターネット、メール、ファイル共有など。

ファイル共有はファイルサーバ専用機が別に無い場合、再設定が必要です。

複合機でスキャンをしてパソコンに飛ばしている場合、これも再設定になります。

ちなみに一度アップデート実施し、元のOSに戻した場合でも、もう一度設定しなければダメなことがあります。

元のOSで保存されている資格情報が消えてしまい戻らない、ということがありました。

ですのでファイル共有のアカウント、パスワードなどもメモした方が良いですね。

 

お試しでやるのもあり?

一度無料アップグレードを実施して、元に戻すとします。

実は一度でもアップグレードをした時点で、Windows 10 のライセンスが有効になります。

元に戻したとしても、このライセンスは生きています。

つまり2016年7月29日以降、無償アップグレード期間が終わってしまった後も、

この無償ライセンスを使ってインストールの認証ができるということですね。

 

現在のようなアップグレード方法の提供は無くなると思われますので、

ISOイメージをDVDやUSBメモリに入れて使い、その後ライセンス認証となります。

これは現在無償で簡単に作れます(そのうち方法をご紹介します)。

初回アップグレードした際とハードウェアが変わってしまうと、

別なパソコンと見られてしまい認証が通らなくなってしまいます。増設は我慢です。

 

Windows 10 は購入したとしても1万円台なので、面倒な方は7月末を全然気にしなくても良いです。

むしろパソコンの買い替えの際に、Windows 10が入ったものを買えばいいと言えます。

パソコンは今後5年は買い替えない、できるだけお金をかけたくない、

という場合は一回アップデートを試してみてもいいと思いますよ!

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