10月12日、東京北西部でケーブル火災による大停電がありました。
私は都内でも東部にいたので全く影響を受けませんでしたが、
官公庁も影響を受けたようですね。
停電で怖いことは挙げたらキリがありませんが、
ITの観点から見るとマシンのクラッシュが多いように思います。
計画的な停電でも、起動しなくなることはたまにあります。
一番ポピュラーな停電対策は、UPS、「無停電電源装置」という装置になります。
IT屋さんなら誰でもご存知のAPC。黒い。
サーバーではほぼ必ずセットで使用されている蓄電池で、
パソコン用の小型モデルなら1万円前後で入手できます。
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大型でも小型でも、停電時に作業を継続できるようにするためではなく、
マシンを安全にシャットダウンするためのものになります。
シャットダウンは連動するソフトを入れておけば自動的に行われますが、
作業中のデータは必ずしも保存してくれるわけではないので
そこは手動で保存をかける必要があります。
ハードディスクが故障する確率を小さくできるだけでも、意味はあると言えます。
逆にディスクを搭載していない機械は、恩恵が小さいですね。
例としてHUBやルータといったオフィス内の通信装置を無停電化しても、
その先の通信設備が落ちてたら通信はできません。
雷などで発生する「サージ」という突発電流から保護できるので、
全く無意味ではないですが優先順位はサーバーやPCより低くなります。
あとプリンターやコピー機はUPSに繋いでは駄目、というか繋ぐことは一般では無いです。
大電流が突然必要になるので、UPSでは安定しません。
くわしくはオムロンさんのサイトをどうぞ。
停電になっても止めたくない場合は、蓄電池では無謀なので自家発電設備を導入になります。
一般の企業でやろうとすると、予算的に合わないはずです。
さて私自身は自宅で停電対策をどうしているか、と言いますと。
仕事に使わないデスクトップには何もしていないです。
仕事で使うノートPCにはバッテリーが付いていますし、
バックアップ用のHDDはUSB接続なので諦めます。
無くなると困るデータはクラウド保存しています。
つまり、UPSは使っていません!
OAタップは気休めにサージ対策というやつを使っています。
UPSは欲しいと言えば欲しいんですが、用途はPC用ではなく、
熱帯魚のフィルターとネコの電動水飲み器に使いたいです。
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常に比較的きれいな水を飲める装置。停電では完全停止
狭い家なのでUPSがあったら、どうしても邪魔になるし足の小指もぶつけまくります。
今後IoTの家電が増えそうなことですし、AmadanaさんあたりがもっとおしゃれなUPSを作ったら
すごくヒットすると思うんですがAmadanaさんどうでしょう?
小指をぶつけてもダメージが少ないよう、少し柔らかめで。
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