最近久々に、Windows XPのトラブル対応をしました。
正確に言いますと、Windows 7上で動くXPモードですが。
XPまでしかサポートされない専用業務用ソフトをお使いのお客様なので、
苦肉の策でXPモードでご使用されていたんですね。
このソフトはお客様独自のもので、作り直すと数千万単位の費用がかかるため
簡単にバージョンアップも出来ないのです。
トラブルは解決できたので良いんですが、XPモードはWindows 8以降のOSにはありません。
Windows 7のメインストリームサポートは既に終了しており、
延長サポートもCPUによっては2017年に打ち切られます。
ちなみに古いCPUを搭載する機種は2020年までで、
新しいCPUを搭載するパソコンの方が2017年にサポート終了してしまいます、
その前にWindows 10に上げてね、タダだから！
とMicrosoftさんが必死なのは以前このブログでも紹介しました。
XPなどの古いOSを使い続けるメリットは無いので、
やはりソフトや周辺機器の兼ね合いで仕方なく、という方が多いですね。
とはいえ7も入手しにくい昨今、パソコンが壊れそうなので買い替えたいけど
古いソフトが動かないと仕事にならない。
（電気店などでは買えませんが、法人向けやカスタムメイドであれば7は購入は可能です）
そこでお勧めの方法は、VMware（ブイエムウェア）を使った仮想マシンの作成です。
Windows 10上で、仮想PCとしてXPモードを動かすことが可能です。
しかもWindows 7上でXPモードを動かすより、はるかに軽快です。
詳しいやり方はググればいっぱい出ますのであえて載せませんが、
個人利用や検証用途であれば無料で使えますので試してみてはいかがでしょう。
もちろんこちらでセットアップや検証代行も可能ですよ（宣伝です）。
市販ソフトのメーカーさんがサポート外のOSで、そのソフトがちゃんと動くかどうかの
検証にも使えますので、私もよく使います。
バックアップも仮想化ファイル丸ごとコピーするだけと非常に簡単で、
作業前の状態にさっくり戻せるのも利点ですよ。
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