Officeがストアアプリ版だとGSSMOがインストールできない

間が開いて久々の更新となりましたが、特に変わりはございません。

最近遭遇したネタを一つ。

 

Microsoft Office 2016や2019がプレインストール出荷されたWindows10のPCですが、

このOfficeはWindowsストアアプリとなっております。

Microsoftアカウントとプロダクトキーを入れて有効化するものですね。

 

G Suiteを使っているお客様にこのOfficeプレインストールPCを導入した際、

OutlookとG Suiteを同期させるためにGSSMOをインストールしようとしても、

エラーで入らないということがございました。

GSSMOは「G Suite Sync for Microsoft Outlook」というソフトウェアで、Outlook環境でG Suiteのメールやカレンダーを同期させるために必須です。

GSSMOのインストールログには0x80070002というエラーコードや、標準時刻同期失敗というようなものが記録されます。

 

色々試した結果、Windowsストアアプリ版だと失敗するという結論に達しました。

本当はWindowsストアアプリ版でもインストールする方法があるのかもしれません。

原因究明に時間をかけられないので、

ストアアプリをアンインストール・デスクトップ版を再インストールしたところ、

GSSMOを正常にインストールできました。

 

ストアアプリ版のOfficeは他にも様々な不具合を引き起こします。

私が遭遇しただけでも、

  • Officeファイルのアイコンが消える、再設定不能
  • コントロールパネルからOutlookのメール設定不可
  • 印刷できる用紙種類が減る
  • 会計アプリケーションからCSVエクスポートした際、自動でEXCELが開かなくなった

これだけの不具合(仕様もあり)がありました。

 

ストアアプリ版を使うメリットはユーザー側にはほぼ無いので、即再インストールでもいいぐらいです。

幸い?Officeのインストールは年々高速化しておりますので。

 

大量設置などの際、工程短縮化のためにプレインストール版を選択していましたが、

現在は下手にプレインストール版を選んでしまうと、逆に時間がかかることになってしまいます。

ご注意ください。

 

 

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